キックと体の入れ方に特化したサッカー塾_川崎eFC

それほど強くないサッカーチームを教えた時の記録(時系列)

”子供達は緊張していたり、怒られている時、どうやら脳の中はフリーズしている”

”子供たちは緊張しながら大人から説明を聞いていたり、怒られている時、どうやら脳の中はフリーズしているみたいです。言葉が脳の中で具体的にどうしたらいいのか処理できないというか、、、”

2020年3月1日ジュニー母述

小学校3年生の秋のときに考えて、彼らの父兄と話し合ったこと。

  1. コーチと子供達の熱量の違いが気になるという言葉をいただいた。
  2. サッカーを楽しむことを植えつけることは成功した。
  3. 努力し続けることを植え付けることには失敗した。
  4. 努力し続けることを教えるにはチーム内での健全な競争心が必要。
  5. でも人数が増えることは期待できそうにない。
  6. 1ヶ月練習やらないなんていう不健全な危機感も本当は不必要。
  7. だから最近では、辛辣な言葉で無理やり努力させることにトライしていた。
  8. 大失敗。
  9. これは二度とやらないと誓った。
  10. 無理やりさても意味がないどころか、楽しさまで失わせる。
  11. 『毎日10分間練習しなさい」と1年間言い続けた。
  12. 度々、子供達に問いかけてみるが、答えは全員NO
  13. 何をやればいいかわからないのだろうか?
  14. 具体的に、熱心に、個別に伝えているつもりだが、うまく行かない。
  15. これを伝えることを成功させたいと思うが、まだ小学3年生には早いのだろうか。
  16. 将来やる気が出た時に、努力し続けられることを切に願う。
  17. それまで僕は待てる。いつまでも待てる。
  18. その待ってる期間、週三回もやる必要はないと思う。
  19. 楽しさだけを増やして、努力しないのなら、北田FCで十分。むしろ北田FCの方が最適。
  20. これからはまた9割褒めて、1割指導する以前のスタイルに戻る。
  21. サッカーうまくなれとは言ったことがない。
  22. 努力し続けなさいと毎週言います。
  23. 努力した後に負けたら、ものすごい悔しい。
  24. ミスをしたら、なぜミスになったのか考えるようになる。
  25. 次ミスしないようにするにはどうすべきだったのか自分で考えるようになる。
  26. 子供達からきく「ミスしてもいいんですか」という言葉は、そこまで到達していないことを証明する表情。
  27. 子供達をそこまで到達させたかったが、できませんでしたすみません。
  28. 子供達をそこまで到達させる方法を模索するためなら週3でやってもいいと思う。
  29. どうやればいいか僕にはわからない。
  30. 僕にできることがあれば教えてください。
  31. 改善していきたいです。
  32. 子供達をそこまで到達させてやりたいです。
  33. その方法を模索するために1ヵ月休ませてください。
  34. 子供会でもクラブチームでもない。何か他の引力で集まったかけがえのないチーム。
  35. このチームに努力し続ける方法を見つけてあげられるのは僕らしかいません。
  36. 彼らが卒業する4年後を想像して涙が出ることがあります。早くも。