レベル:簡単 ★☆☆
ゴール:10回、20回、30回レベルによって変える。連続2回は蹴れない、必ずワンバウンドを間にいれる。
対象:小学1年生〜6年生まで混ぜてプレーできます。小学校低学年など、視神経が発達しきっていない少年で、足の甲に当てることができないと少し難しいかもしませんが、少しでも当てることができれば、参加できます。蹴った後、変な方向に飛んで行ったとしても高学年がそれをフォローする動きになります。
小学校低学年はボールを持たずにプレーします、ボールが上下に動くのを目で追うだけで視神経の中の追従機能を鍛えます、ADHDに効果があると言われています。 小学校中学年は片手でボールのバランスをとりながらプレーします、右手の時は左脳が、左手の時は右脳が鍛えられます。片手でボールのバランスをとりながらやっているとなかなか疲れますので、疲れたら逆の手に持ち替えていいことを伝えておいてもいいかもしれません、しかし、子供に考えさせることを優先させたいのであれば、疲れたときに質問してくるのを待ちましょう。 小学校高学年でサッカーの技術がある人には両手でボールのバランスをとらせながらプレーしてもらいます。高学年にもなるとリフティングは朝飯前という人も出てきます、そういう人には両手でボールのバランスをとらせながら、プレー中は持っているボールを肩より上にあげた状態(お手上げの状態になる)でプレーしてもらいましょう。サッカーの中では動かすことの少ない肩甲骨の可動域を広げてやりましょう。
効果:ボールの芯をとらえること、地面のデコボコを意識すること。 学年を壁を超えたタテの繋がりができ、高学年は低学年をフォローし始める。
褒めるポイント:
- 蹴る人のフォームや蹴る角度から、次に蹴る人が飛ぶ方向を予測して動いたとき。
- 予測して動いた方向が間違っていた時も褒める。予測したことを褒める。
できてないことを伝えるポイント:
- 自分たちで数を数えてないとき。
- 次の人が蹴りやすいボールを考えていないとき。
- お見合いする時がよくあり、なぜお見合いするのかを考えていないとき。
人のいる方向に蹴るというよりも、真上にあげるつもりで蹴るのがコツ。でも真上にあげろと指示するのは厳禁。どうすれば次の人が蹴りやすいかと問いかけ続けることが肝心。指示待ち人間はもうたくさん。たとえその問いかけが1ヵ月続こうが、半年続こうが、指示を出すくらいなら、指示を出さない方がまだマシ。
つづく