めちゃやる気があるわけでもない小学生向けサッカーの宿題
レベル:簡単 ★☆☆
ゴール:利き足のインステップで10回、回転せずにできたら合格。
ボールを持つ手を右から左、左から右に変えることで脳にストレスが伝わり、脳トレになります。右足も満足に蹴れない内から右脳も鍛えてやりましょう。「しんどかったら逆の手で持ってもいいんだよ〜」とか言いながら。
効果:ボールの芯を捉える感覚が身に付く。
褒めるポイント:
- 蹴った時の音がボとかドとなった時
- 蹴った後ボールが回転しなかった時
できてないことを伝えるポイント:
- 蹴った時の音がボソとかカスとなった時
- 蹴った後ボールが回転した時
- 達成感がある種目ではないので叱るのはご法度
慣れていない子供がやると、持っている紐がねじれてねじれて、ものすごいねじれて、通している指の血が止まって鬱血してしまうことがあります。そんな時は、ボールを逆回転させるように蹴らせましょう。
レベル:簡単 ★☆☆
↑なかなかできない。
↑あともう少し
ゴール:10セット連続で落とさずにキャッチできたら合格。ボールは蹴ったあと、顔の高さまで上げる。
「5時までに30回キャッチできなかったら晩ご飯なしな。」と伝えてみてください。ストレスをかけてあげてください。適度なストレスをかけてあげてください。生存に関わるストレスを受けると脳の中の扁桃体という部分が警報を発します。それにより身体の反応が良くなるわけではないのですが、扁桃体の警報を受ける脳のシステムは注意力・エネルギー・記憶を管理しています。すなわち、リフティングの練習をしているようで、実は学習の鍛錬になっているのです。重要なのはストレスが適度であること。晩ご飯を一回抜くのは大人でもちょっと興味ありますよね、もし子供ができなければ一緒に晩ご飯抜きやってみてください。
有言実行が大事です。
子供がもう30分くれ、と要求してきたらもう30分つきあってあげてください。それが小さなやる気です。
ニューロンはストレスの良し悪しを区別しません。いじめのストレスとアドバイスのストレスを区別しません。
できるかできないかギリギリの回数を設定してあげてください。あともうちょっとで達成できる時のワクワク感が次につながります。
効果:ボールの芯を捕えなかった時の感覚が身に付く。
褒めるポイント:
- 蹴った時の音がボとかドとなった時
- 蹴った後ボールが回転しなかった時
できてないことを伝えるポイント:
- 蹴った時の音がボソとかカスとなった時
- 蹴った後ボールが回転した時
- 必死で捕ろうとすれば捕れるようなボールを諦める時、叱るのではなく淡々と何回も伝える。
叱る時はできないことを叱るのではなく、何回も言われてることを無視することを叱る。
レベル:簡単 ★★☆
↑あともう少し
ゴール:文字通り10秒間のっていたら合格。
二つ以上の動きをすると、それは間違いなく脳に良い。この場合で言えば、右足でボールの重心をつかみ、左足で身体のバランスをとる。これだけで脳に良いことは間違いないですが、もし余裕がありそうなら、手で耳たぶを持たせたり、腕組みをさせたりして、バランスを取りにくいようなストレスをかけてあげてください。また、完璧に足に乗せられるようになったら、足にボールを乗せたままテニスボールを投げてそれをキャッチできるかどうか、なんかに挑戦してみてください。
効果:ボールの動きに身体を合わせるという感覚が身に付く。ボディバランスを鍛える。
褒めるポイント:
- 見ている方も、やっている方も長く続けばかなり盛り上がる。褒めるというより一緒に盛り上がりましょう。ハグして抱え上げてもやりすぎることはありません。
できてないことを伝えるポイント:
- 足の甲の上にボールを置くのではなく、爪先とスネで挟むのがコツ。「爪先とスネで挟むそうやで」と伝えてあげてください。
- 必死で追いかけてバランスを取ろうとせず諦める時、叱るのではなく淡々と何回も伝える。
叱る時はできないことを叱るのではなく、何回も言われてることを無視することを叱る。「言うこと聞いてへんやん」ちょっと突き放し気味で言うこともあります。子供の表情と心に気をつけてやってみてください。
つづく